収納のポイントはまず整理から!
こんにちは。
事務員のY.Oです。
散らかっては片付ける、また散らかっては片付ける、の繰り返しで「整理した」と思っている方が多いのではないかと思います。結論から言うとそれは「整理」ではありません。
整理整頓片付けとは
整理→全ての物の中から必要ないものを取り除き区別するということです。
整頓→乱れている物を整った状態にすることです。
片付け→元の場所に戻すということです。
「不要なものを取り除き整理し、種類によってまとめて整え整頓し、必要な場所に戻す片付け」
というふうに繋がっているのです。
片付けるための、4つのS T E P
① 全部出す
② 必要なものと必要でないものを分ける
③ 減らす
④ 仕舞う
一つずつ見ていきましょう。
まず初めにやることとして全部出します。
例えば食器棚の中を整理整頓したいと思ったら、食器棚の中にあるものを全部出します。
家庭によって、食器だけ、食器とカトラリー、ストック食品が入っている場合もあるかもしれませんが、とにかく食器棚に入っているものを全部出します。
次に、必要なものとそうでないものを分けていきます。
ポイントとしては、毎日使うもの、時々使うもの、ほとんど使わないもの、で分けていくと良いでしょう。
ほとんど使わないものは、まだ使えるかもしれないし頂き物だからという理由で迷ってしまい、捨てるのをためらうものもあるかもしれません。
そのような時は、一旦箱に入れとりあえず仕舞っておきます。
次に、②で分けたものを処分していきます。まだ使えそうなものは譲ったり、フリマアプリなどで売ったり、使えないもの(壊れたもの)や賞味期限切れのものは廃棄していきます。
②で迷ってしまったものについては、1ヶ月後、半年後に箱を開けてみて、やっぱり使わないなと思ったら思い切って処分する方法で試してみるのも良いでしょう。
最後に、分けて残った必要なものを仕舞っていきます。
この時のポイントは、必要な場所の近くに必要なものを仕舞っていくということです。
キッチンで使うものはキッチン周り、リビングで使うものはリビング周りというように、動作と物が連動するように仕舞うと良いでしょう。
キッチンバサミがリビングにあるということが無いよう、あるべき場所に仕舞うようにしましょう。
整理整頓で得られる効果
人は毎日どのくらいの時間、探し物をしているでしょうか。
例えば、毎日1分探し物をしたとしたら、1年で365分、約6時間です。
この時間を無駄にしているということになります。
6時間あったら何ができる?と考えたら・・・実際は、探し物にもっと時間がかかっているとは思いますが、すごくもったいないという気がしませんか。
そして、探し物をして見つからないと、イライラしますよね。精神的にもよくありません。
また、探し物が見つからなくて同じものを何個も買ってしまう可能性もあります。
整理整頓がきちんとできるようになれば、時間的に余裕ができ、精神的にも良く、経済的に良いということになります。