屋上バルコニーからの雨漏り【通気緩衝工法】

こんにちは!
本日は屋上バルコニーからの雨漏りについて書かせてもらいます。

今回はお客様より雨漏りの問い合わせで伺いました。
漏水調査の結果屋上バルコニーからの雨漏りと特定できました。
今回は下地がコンクリートの為、通気緩衝工法で行なっていきます。


下地がコンクリートの場合、よく施工される密着工法で施工すると、コンクリートから出る湿気によって、防水層の内側から膨れが発生してしまう場合があります。
この膨れを防ぐ為に通気緩衝シートと脱気塔を設置することで湿気を逃がし、膨れを防ぎます。
また、通気緩衝シートによって、既存下地コンクリートに起きる亀裂に伴う防水層の亀裂の発生を抑えることができます。

既存コンクリートに接着剤を塗布し、通気緩衝シートを設置し、脱気筒を設置し、下地ウレタン、ウレタントップコート二層で仕上げます。
トップコートをシリコンやフッ素をにすると耐用年数を伸ばすこともできます。

施工前_屋上防水
①施工前の状態です。
接着剤塗布_屋上防水
②ケレンした下地に専用のプライマーを塗っていきます。
通気緩衝シート_屋上防水
③通気緩衝シートを空気が入らないように丁寧に貼っていきます。
脱気塔_屋上防水
④脱気筒を新設していきます。
塗装中_屋上防水
⑤一層目のウレタンを塗っていきます。
塗装中_屋上防水
⑥二層目のウレタンを塗っていきます。
塗装中_屋上防水
⑦仕上げのトップコートを塗装して…
施工後_屋上防水
⑧完成です!

雨漏りも無事止まってほっと致しました。
今回は通気緩衝工法についてご紹介させて頂きました。

K.O