建築でよく使用されている単位
今回の記事では建築関係者がよく使用している、長さ等の単位についてお話させていただきます!
建築関係者からお家のことの説明を受けるときに、聞いたことのない単位を耳にすることがあると思います。
建築関係者がよく使用する単位には「寸」「尺」「間(けん)」等があります。
これらは「尺貫法」と言われており、昔から使用されている単位です。
建築の業界では今だに、この古い尺貫法が現役で使用されています。
1尺(しゃく)(曲尺) 尺貫法の長さの単位の一つで、代表的なのが曲尺・鯨尺です。曲尺はメートルに直すと30.3㎝ = 10寸。鯨尺はその1.25倍です。
1寸(すん) 尺に対して10分の1のことです (メートルに直すと約3.03㎝)
1分(ぶ) 寸に対して10分の1のことです(メートルに直すと約 3.030㎜)
1厘(りん) 寸に対して100分の1を表しています(メートルに直すと約0.303㎜)
1間(けん) 1.818m = 6尺
1丈(じょう) 3.03m = 10尺
又、上記の寸法が基準になっている面積の単位が
1帖 = 0.909mx1.818m = 1.65㎡
1坪 = 1間x1間 = 3.30㎡
一般的に使用されている単位ではなく、とても複雑で理解するのが難しいと思われます。
ですが、少しでも知っておくと建築関係者からお話を受けるときに、耳に入りやすくなるのではないでしょうか?
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
T.O