お風呂のリフォームを成功させるための4つのポイント

お風呂のリフォームを成功させるための4つのポイント
これからお風呂のリフォームを考えている人もいるでしょう。
新しくなるというのはもちろんですが、お風呂に潜んでいる様々な危険を避けるためにも、リフォームはおすすめです。
お風呂のリフォームを成功させるために、おさえておきたいポイントを4つ紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

滑りにくくする工夫

水や石けんを使うお風呂は、浴室だけでなく、脱衣所、浴槽の中も滑りやすくなっています。そこで滑りにくくする工夫が必要です。
段差につまずいて転んでしまう危険もあります。段差のない設計にした方が良いでしょう。
タイル貼りが貼られた床の浴室もあるでしょう。
水や石けんが流れる床は特に滑りやすい場所です。
浴室の各メーカーは、水はけが良く、滑りにくい素材の床を発売しています。各メーカーの製品を目で確かめて選びましょう。
滑りにくい素材にしていても、転んでしまうことはあるでしょう。
滑ると裸で無防備な状態なので、服を着ているときよりも危険です。
床も弾力性があるもの、浴槽も樹脂製のものを選べば柔らかめです。
滑ってしまった時に、転ぶ前につかまれる手すりをつけましょう。
タオル掛けを、体重をかけても問題ないしっかりした作りにしておくのも良いでしょう。
転んでしまった時、ガラスに突っ込めば大ケガにつながります。
ドアなどは強化ガラスやアクリルパネル素材がおすすめです。

湿気が多い浴室はカビ防止も必要

カビは見た目に悪いだけでなく、アレルギーをはじめとする健康被害を引き起こします。
カビを防止するためには、窓だけでは足りません。
リフォームの際に浴室乾燥機を取り付けておきましょう。

暖かい浴室作り

温度差によって、心臓や脈拍に急激な負担が起こるヒートショックは、浴室での死亡者数が多い理由の1つです。
そこで、浴室乾燥機を暖房付きにし、浴室や脱衣所を温かく保ちましょう。
床がヒヤっとするのもイヤですよね。余裕があれば床暖房もおすすめです。またヒヤッとしない素材の床もあります。
暖房付きの浴室乾燥機、床暖房をつけると費用が心配という方もいるでしょう。
ユニットバスの場合、高断熱浴槽仕様にリフォームすることで、浴槽のお湯の暖かさを長く保つことができます。追い炊きの回数も減るので省エネにもつながります。

防犯対策も抜かりなく

お風呂のリフォームを成功させるための4つのポイント
浴室は外からの光を取り入れたいため、窓を大きくしたり、雨戸や面格子をなくしたりと解放的にしたいと考えることもあるでしょう。
しかし、防犯を考えれば、外からの視線が気にならないような窓の大きさ、空き巣を防ぐための防犯ガラスにしておくと安心です。


お風呂のリフォームを考える際は、今回紹介した4つのポイントを参考にしてみてください。ポイントをおさえて、快適で安全なお風呂にしましょう。