介護リフォーム~お風呂編~

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お風呂にはたくさん危険があります。一つ一つの作業に負担を感じ、お風呂自体が億劫になってしまう人もいらっしゃいます。
そこで、介助を受ける側も介助をする側も使いやすいお風呂のリフォームについて今回はお伝え致します!



・床が濡れて滑りやすくなっているため、転倒防止に注意
・外気温と湯との温度差によるヒートショックに注意
・蛇口の温度調整を間違えて熱湯でやけどしないように注意

広い浴室の確保


▪0.75坪(120cm×160cm)、洗い場スペース120cm×85cm(一派的な浴槽の広さ)
→洗い場の幅が80cm以上確保できると、水回りキャリーやシャワーチェア等利用できる。自立して歩ける方向き(車いすの方はNG)
▪1坪(160cm×160cm)、洗い場スペース160cm×85cm
→洗い場の奥行が120cm以上確保出来ると、シャワーチェアに座った介護者を後ろから介助できる。
▪25坪(160cm×200cm)、洗い場スペース160cm×125cm
→洗い場の幅120cm以上で介助者の横にまわり、介助する事が可能!


段差解消


▪入口の段差は転倒する確率が高い場所
→段差をなくす事によって介護者も介助者もスムーズに動ける!


手すりの取り付け


▪浴槽に入る時にバランスを崩したり、移動時に不安定になる事を防止
→出入口付近(縦)に設置や、洗い場移動(横)に設置。シャワーチェア立ち座り用(縦)の手すりや、浴室出入り用(縦)、浴室の経ち座り用(L字)の手すりがおすすめ!


扉の交換


▪開き戸を開けた際、体が引っ張られ足がついていかない事を防止
→より広いスペースを確保する為、内開き戸より折り戸がおすすめ!


浴室タイルの交換


▪転倒防止の為、滑りにくいタイルへ交換
→床材を凸凹がある素材にすると、石鹸やシャンプーを使った後でも転倒のリスクを抑えられる!


浴槽の交換


▪浴室を跨ぐ際、バランスを取り辛くなるため、跨ぎやすい高さの浴室に交換
→跨ぎやすくする為、浴槽の深さは45cm~50cmぐらいがベスト!また、踏み台を設置するのもおすすめ!


暖房の設置


▪お部屋と浴室、脱衣所との温度差を少なくする
→浴室を温める事により、ヒートショックを避けられる!また、シャワーを前もって出して置き、浴室温度を上げるとなおよし!


浴室のバリアフリー化リフォームは補助金制度や介護保険を活用する事が出来る


要介護認定で「要介護」または「要支援」認定されている方は、介護保険の住宅改修費を受け取る事が出来ます。支給額は、支給限度基準額20万円の9わりである、18万円が上限です。
給付対象となるリフォームの条件は、以下の6項目のいずれかの条件を満たす事で支給されます。

① 手すりの取り付け
② 段差の解消
③ 滑りの防止および移動の円滑化等の為の床、または通路面の材料の変更
④ 引き戸などへの扉の取り換え
⑤ 洋式便所などへの便器の取り換え
⑥ その他1~5までの住宅改修に付帯して必要となる住宅改修

介護保険を利用したい場合は、必要書類を市区町村へ事前に提出する必要があります。

また、住宅のバリアフリー化を対象に給付金公布制度を用意した自治体もあります。
詳しくは役所の窓口に相談してみる事をおすすめ致します!

以上介護リフォームお風呂編でした(。◕ˇдˇ◕。)/