蛍光灯が消える?LEDの特徴と魅力を再確認しよう

蛍光灯が消える?LEDの特徴と魅力を再確認しよう
2020年以降は、蛍光灯からLEDへの世代交代が本格化するといわれていますが、皆さんはLEDについてどれくらい把握していますか?
また、LEDと蛍光灯の違いについてはご存知でしょうか?
今回は、まだなんとなくしか知らないという方に向けて、LEDの特徴や魅力についてご紹介していきます。

2020年に蛍光灯が消える?

「2020年を目処に、蛍光灯の国内での製造と国外からの輸入を実質的に禁止する」という方案が、この度2015年11月に政府から発表されました。
LEDは今現在でも普及率が高くなっていますが、2020年以降はより蛍光灯からLEDへの変換の流れが本格化する見込みとなっています。
この方案が発表された背景には、LEDによる省エネ化の意図があるようです。

LEDの特徴とメリット

蛍光灯が消える?LEDの特徴と魅力を再確認しよう
LED(発光ダイオード)とは、蛍光灯に代わる新時代の発光ランプで、青・赤・緑の光の3原色を作り出せるため、さまざまな色の光を放つことができます。
もともとはテレビなどの液晶ディスプレイに用いられていましたが、近年は出力を増やして部屋の照明や、道路上の照明などにも使われ、普及率を挙げています。

LEDは蛍光灯と比較した場合に、以下のようなさまざまなメリットがあります。
LEDは蛍光灯の約2分の1程度しか電力を消費しないため、省エネになります。
LEDの寿命は概ね4万時間といわれており、蛍光灯の約4倍程度の寿命を誇ります。
LEDは蛍光灯の約2倍程度の明るさを誇ります。
蛍光灯はスイッチを押してからフルに発光するまでに数秒のラグがありますが、LEDは瞬時に発光します。
LEDは蛍光灯のようにガラス素材を使用していないため、割れたり破損したりする危険性が少なくなっています。
LEDは蛍光灯よりも紫外線や赤外線の放射が少ないため、部屋の壁や絵画などを傷めにくくなっています。

LEDのデメリット

LEDにデメリットはほとんどありませんが、唯一挙げるとすれば蛍光灯より価格がやや高いことではないでしょうか。
LEDの現在の価格相場は、蛍光灯の約2~3倍となっています。
ただし、その分製品寿命は長いですし、今後はより価格も安くなっていくかと思われますので、それほど大きなデメリットではないでしょう。


このように、LEDは蛍光灯に比べて遥かにメリットの多い製品となっています。
導入して損はない製品ですし、2020年以降は蛍光灯の生産自体も終了する予定わけですから、ぜひこの機会にLEDに乗り換えてみてはいかがでしょうか。