硬化剤って何?
屋根や外壁の塗装工事において、塗料には『1液型塗料』と『2液型塗料』の2種類があります。硬化剤を使用するのは2液型塗料になりますが、その役割について解説します。
硬化剤とは主剤と混ぜて使用することで初めて効果を発揮するものです。
2液型塗料は『主剤』と『硬化剤』に分かれており、決められた配合比通りに混ぜ合わせる必要があります。
(例:アステックペイント リファイン塗料主剤15:1硬化剤)
これらは主剤だけでは何も意味を為しません。上記の例では、決められた配合比通りに混ぜ合わせることで初めて『リファイン塗料』としての効果を発揮します。
(硬化剤は硬化を早めるだけだから使わなくてもいい、配合比も適当でいい)
という考えは非常に危険であり、せっかくの工事が期待したほどのものではなくなる可能性が高いため絶対に避けてください。
配合比の通りに混ぜ合わせるのが最も重要
2液型の塗料は決められた配合比を守ることが塗料の寿命を延ばすためには必要です。
下の写真は硬化剤を軽視するとどうなるか、実験をしてみたものです。上記のリファイン塗料を使用し、計量器で配合比を守り混ぜた塗料と硬化剤を入れない塗料を塗り比べてみました。
左側が計量器で測った塗料で右側が主剤のみの塗料です。
工事の後に硬化剤を入れているかは確認出来ない?
終わった後に硬化剤を入れているか、配合比が守られているか確認する方法はありません。
そのため、しっかりとした信用できる会社を探すことが大切になります。