健康ライフ・ライフサイクルコスト低減のためのリフォーム

重要な4ポイント→ 高気密・高断熱・計画換気・吸音


今回は高気密・高断熱住宅の簡単な説明をさせていただきます。
一般的に、日本の住宅は古来から近現代まで、夏の蒸し暑さに重きを置き通気に配慮された設計がされてきました。
エアコンなどない時代は、住宅全体の通気性は欠かせず、
ましてや断熱材という概念も普及してませんでした。

換気扇のない時代

健康ライフ・ライフサイクルコスト低減のためのリフォーム

浴室や洗面所・キッチンやトイレに換気扇がなく、
窓を開けることで換気をするのが当たり前、
窓枠や壁・天井からの隙間風が入るのが普通でした。

平均寿命と健康寿命

健康ライフ・ライフサイクルコスト低減のためのリフォーム

冬季では暖房のある部屋から無い部屋への移動・浴室やトイレでのヒートショックにもつながっていたと考えられます。
昨今、建築家等の専門家から、住宅の機密性や断熱性と平均寿命や健康寿命との関連性が指摘され始めております。

温暖化の影響と防犯

健康ライフ・ライフサイクルコスト低減のためのリフォーム

昨今、温暖化の影響で気温が35度を超える猛暑日も多発、
防犯上でも在宅中の侵入事件等の発生もあり、
常に各部屋の窓を開けておくには心配があります。

断熱材の普及と気密性への関心

健康ライフ・ライフサイクルコスト低減のためのリフォーム

一般住宅に断熱材が入るようになったのは80年代で、
冬に多少なりとも暖房費の軽減につながれば程度のもので、
現代のように機密性や断熱性などという概念は普及しておりませんでした。

昨今はエアコンも普及し外壁材や断熱材など、ある程度の進歩もあり、
多少なりもと気密性や断熱性を上げることでライフサイクルコストの低減につながるとの考えも高まっておりますが、
まだまだ浴室や洗面所・トイレなど生活に重要な箇所が見落とされているのが現状ではないでしょうか。

適切なリフォームが生活の質を上げる


そのためにも機密性や断熱性の高い窓サッシ・屋根や外壁材・室内の壁材や床材・床下の断熱等に特化したリフォームが生活の質を上げることにつながると弊社は考えます。


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