覚えておきたい! トイレに使われる床材と選ぶ際のポイント

覚えておきたい! トイレに使われる床材と選ぶ際のポイント
毎日使用するトイレは、居心地の良い清潔な空間にしたいもの。
トイレリフォームを成功させるためには、便器やアクセサリーだけではなく、床材選びにも注意しなければなりません。
実はトイレリフォームでの失敗も、この床材に関するものが多いのです。
そこで今回は、床材選びで注意したいポイントとオススメの床材をご紹介いたします。

汚れに強い床材を!

トイレの床は、他の部屋の床に比べると汚れたり濡れたりする機会が多くなります。キレイなトイレを保つためには、汚れに強い床材を選ぶことが大切です。
トイレの汚れの原因として多いのは、やはり水やアンモニア。耐水性だけではなく、アンモニアへの耐性もしっかりと確認しておきましょう。
防臭性に優れた素材のものを使えば、気になるニオイも予防することができますよ。

掃除のしやすさに注目!

お客様も使用する機会があるトイレは、清潔に保っておきたい場所ですよね。
床材を選ぶ際は、掃除がしやすいかどうかも意識したいポイントです。フローリングやタイルなどを選ぶ際は、汚れが溜まりにくい目地幅かどうかもチェックしておきましょう。
また、汚れがついてしまった際に使用する洗剤への耐性も重要です。たとえ水やアンモニアへの耐性が強くても、掃除の際に跡が残ってしまっては意味がありませんよね。

どんな床材があるの?

トイレの床材で良く使われるのは、「クッションフロア」「フローリング」「タイル」の3つです。それぞれにメリットとデメリットがあるため、上記のポイントを意識したうえで、デザイン・機能的に気に入ったものを探してみてください。
耐久性に優れ、汚れにも強いことから最も多く利用されている床材です。
ビニール製で撥水性もあるため、掃除がしやすいのも魅力。デザインが豊富で値段も手ごろなため、簡単に理想のトイレ空間を作ることができます。
リビングの床材として人気の高いフローリングは、トイレの床材として選ぶことで家全体に統一感を出すことができます。
ただし、木製のフローリングは当然水に弱く、腐食や変色が起こってしまいます。トイレ用に加工されたフローリングを選ぶようにしましょう。
耐久性・耐水性に優れたタイルは、高級感のあるトイレにしたいご家庭にオススメ。
クッションフロア同様水捌けがよく、掃除も簡単ですが、値段が張ってしまうのが難点です。
しかし、雑菌分解機能のあるセラミックタイルなどのトイレを清潔に保つための高機能タイルが増えており、そのバリエーションの豊富さとデザイン性の高さから人気を集めています。
覚えておきたい! トイレに使われる床材と選ぶ際のポイント
トイレの床材を選ぶ際に意識したいポイントをご紹介いたしました。
せっかく床材を張り替えても、すぐに汚れてしまっては台無しです。掃除のしやすさと耐久性を考慮し、自宅のトイレをもっと居心地の良い空間にする床材を選んでくださいね。