家のリフォームを考える時、やはり災害に対する備えもしておきたいものです。家そのものが災害に強いことも大切ですが、ライフラインが災害に強いことも大切です。家は無事でも、水が出なければ出る場所まで汲みに行かなくてはなりませんし、水が出ても火が使えなければ調理もできません。
ライフラインのうち、ガスは自分で選ぶことができます。ガスには都市ガスとプロパンガスがありますが、プロパンガスは災害に強いのが特徴です。プロパンガスのメリット、デメリットについてご紹介しましょう。
災害に強い! プロパンガスのメリット・デメリット
プロパンガスのメリット1:火力が強い
ガスには、プロパンガスと都市ガスの2種類あります。
都市ガスは地下のガス管を通して各家庭に届けられるタイプのもので、天然ガス(メタン)を主成分としています。
一方、プロパンガスはブタンやプロパンといった、低い圧力で液化しやすいガスをタンクに詰めて各家庭に届けるタイプ。都市ガスのインフラが整備されていない地域で広く利用されています。
プロパンガスのメリットとして、まず火力が強いことが挙げられます。都市ガスとプロパンガスを比較すると、プロパンガスの火力は都市ガスの約2倍。火力が強ければ、調理の際に鍋が温まるのを待ったり、お湯が沸くのを待ったりする時間が短くなります。
都市ガスは地下のガス管を通して各家庭に届けられるタイプのもので、天然ガス(メタン)を主成分としています。
一方、プロパンガスはブタンやプロパンといった、低い圧力で液化しやすいガスをタンクに詰めて各家庭に届けるタイプ。都市ガスのインフラが整備されていない地域で広く利用されています。
プロパンガスのメリットとして、まず火力が強いことが挙げられます。都市ガスとプロパンガスを比較すると、プロパンガスの火力は都市ガスの約2倍。火力が強ければ、調理の際に鍋が温まるのを待ったり、お湯が沸くのを待ったりする時間が短くなります。
プロパンガスのメリット2:災害に強い
プロパンガスの器具は非常にシンプルであるため、災害復旧が早いのも特徴の一つ。ガスボンベと住宅設備に不具合がなければすぐに復旧できます。
阪神大震災の際は、電気、ガス、水道、電話の中でプロパンガスの復旧が一番早かったのです。逆に都市ガスは、地下に埋めたガス管に異常がないか点検を終えなければ復旧できないため、復旧までに時間がかかります。
阪神大震災の際は、電気、ガス、水道、電話の中でプロパンガスの復旧が一番早かったのです。逆に都市ガスは、地下に埋めたガス管に異常がないか点検を終えなければ復旧できないため、復旧までに時間がかかります。
プロパンガスのメリット3:設置コストが安い
都市ガスは、家庭の近くのガス管から家庭まで引き込み工事やメーターの設置を行わなくてはなりません。ガスの種類によっては、専用の器具を用意する必要もあります。
プロパンガスはもとからシンプルな構造をしている上に、プロパンガスの事業者数が多いことから器具の値引きなども行われており、都市ガスに比べれば設置コストが安く済むというメリットがあります。
プロパンガスはもとからシンプルな構造をしている上に、プロパンガスの事業者数が多いことから器具の値引きなども行われており、都市ガスに比べれば設置コストが安く済むというメリットがあります。
プロパンガスのデメリット:ランニングコストが高い
プロパンガスは、都市ガスに比べ料金設定が高めになっています。都市ガスは公共料金なので料金体系がわかりやすくなっているのに対し、プロパンガスは各事業者が価格を自由に設定できるため一概に比較することはできませんが、東京ガスと東京のプロパンガスの平均料金を単純比較すると、プロパンガスは東京ガスの約3倍となります。
これは、プロパンガスと都市ガスの成分の違いや、ガスボンベの運搬・交換費用などが含まれているからです。料金だけを見るなら、ガス代は都市ガスのほうが安くなります。
以上、プロパンガスのメリットとデメリットを紹介しました。
ガスを選ぶ際には、これらのメリット、デメリットを把握した上で検討なさることをおすすめします。
これは、プロパンガスと都市ガスの成分の違いや、ガスボンベの運搬・交換費用などが含まれているからです。料金だけを見るなら、ガス代は都市ガスのほうが安くなります。
以上、プロパンガスのメリットとデメリットを紹介しました。
ガスを選ぶ際には、これらのメリット、デメリットを把握した上で検討なさることをおすすめします。