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三匹の子豚

2023年5月7日|カテゴリー「ブログ

ぽかぽか陽気になってきた今日この頃。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

三匹の子豚というお話はご存じですか?

タイトルは知っていたのですが、恥ずかしながら、お話の内容をわたしはあまり知りませんでした。

 

急にこんな話題をしてどうしたのかと思うかもしれませんが、

先日、甥っ子に三匹の子豚の絵本を読み聞かせていたとき、ふと思ったんです。

 

『藁で作った家や木の枝で作った家ってそんなに簡単に壊れちゃうの??』

 

簡単にストーリーをご紹介させていただきますと

三匹の子豚がお母さんのもとから旅立ちます。

長男は藁の家、次男は木の枝の家、三男はレンガの家をそれぞれ造ります。

藁の家、木の枝の家はオオカミに吹き飛ばされ、レンガの家は吹き飛ばされませんでした。

 

その後もなんやかんやストーリーが進むのですが、

建設会社に勤めているわたしは

 

『藁で作った家や木の枝で作った家ってそんなに簡単に壊れちゃうの??』

 

と疑問が浮かんできたんです。

 

気になりすぎて少し調べてみました。

今回は『藁の家』、『木の枝の家』、『レンガの家』について、簡単にですがご紹介させていただきます。

 

 

 


 

 


 

 


芽葺き屋根


ストローベイル・ハウス

 

まずは長男の藁の家からご紹介。

藁の家は、現在だと『ストローベイル・ハウス』というものがございます。

藁のブロックを積んでいき、表面を土や漆喰、モルタルで覆った家です。

 

ストローベイル・ハウスは昔からあるようで、19世紀後半ごろ、アメリカのネブラスカ州が発祥で、築100年以上経っているものもあるみたいです。

現在は、日本にもあり、施工や設計ができる会社さんもあるようです。

 

絵本やおとぎ話にでてくるようなかわいらしい感じの外観が特徴なので、気に入る方も多いのではないでしょうか。

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木の枝の家

次は次男の木の枝の家をご紹介。

残念ながら木の枝の家は出てきませんでした;∀;)

ご存じの方がいましたら、教えていただけると嬉しいです。

 

『枝』ではないですが、代わりに屋根、外壁も木材を使用しているお家『ログハウス』をご紹介させていただきます。

 

ログハウスの発祥の地は不明みたいでが、紀元前からあるようです。

びっくりですよね。

海外では築100年以上の物もあるみたいです。

 

ログハウスはハンドヒューンログハウスとマシンカットログハウスと2種類あります。

ハンドヒューンログハウスは丸太を使ったログハウス。

マシンカットログハウスは機械で加工した木材を使ったログハウス。

 

多くの人がイラストや画像でイメージされるのは、丸太を使ったハンドヒューンログハウスです。

 

ログハウスの

メリット→  耐震性が高い、断熱性が高い、耐火性が高い

デメリット→  木の性質により定期的なメンテナンスが必要

 

木の家なのに耐火性が高いのは意外に感じました。

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レンガの家

最後は三男のレンガの家をご紹介。

 

レンガは紀元前から作られているようです。

めちゃめちゃ歴史がありますね。

日本では幕末から採用され始めました。

当時は長崎で生産されていたみたいです。

日本のレンガ建築物は東京駅、横浜赤レンガ倉庫などが有名です。

 

メリットは、メンテナンスフリー(耐久性が高く、紫外線にも強い)、耐火性高い、耐震性が高い、耐熱性が高い

デメリットは、リフォームが困難、蓄熱性(昼間にレンガが蓄熱をするため、特に夏は夜になっても暑いことも)、施工できる業者が少ない。

 


個人的なことになってしまいますが、わたしはレンガの家が好きです。

ヨーロッパを感じさせるような雰囲気、重厚感や高級感。

将来イタリアでレンガのお家に住みたいですね。


簡単にではありましたが、三匹の子豚に出てくる3つのお家をご紹介しました。

こうやって調べてみると

『オオカミさん、どんだけ鼻息(口からかも・・・)すごいのよ??』

って思うほど、どのお家もしっかりとした造りです。

 

これをお読みいただき、少しでもご興味を持っていただけると嬉しいです。

では またどこかでー。